『劇場版 テレクラキャノンボール2013』のトーク付き上映イベントが5月16日（金）に大阪のロフトプラスワン・ウエストで開催。AV監督のカンパニー松尾さん、バクシーシ山下さんらが登壇し、同作についてのトークを行った。
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『劇場版 テレクラキャノンボール2013』（2014年、135分）は、1997年からスタートしたアダルトビデオの人気シリーズ「テレクラキャノンボール」の劇場版。「AV監督たちがバイクや車でレースを行いながら、各地でゲットした素人女性の数を競い合う」というもので、人気AV監督のカンパニー松尾さんが手がけている。東京のオーディトリウム渋谷で公開されるや否や、大きな反響を呼んでいた。
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会場には、仕事帰りのサラリーマン連れやカップル、女性同士の客も多く見受けられ、同作の人気の高さを伺わせた。
上映後はカンパニー松尾さんと、同作出演者でおなじくAV監督のバクシーシ山下さんが登壇。ゲストに、元AV男優のマグナム北斗さん、団鬼六賞作家でAV業界にも造詣の深い花房観音さんが出演した。
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同作が「ネタばれ禁止」なことにいて、松尾さんは「子供のいたずらみたいなもので、その方が観る人も楽しめると思っています。ぜひご協力ください」と呼びかけた。
トークは、同作がつくられた背景や、AV業界の裏側、テレクラが流行していたころの話など、多岐にわたった。
20代からカンパニー松尾さんのファンだという花房観音さんが、往年のAVの名作について語ったり、マグナム北斗さんがかつてのAV業界について触れたり、と観客にとっても興味深い話が展開された。
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同作に出てくる女性について「最初出演してもらうときは、もちろんお金ありき。一期一会で出会っただけの女性だけど、途中ですこし違う感覚が生まれてくる瞬間もある」と話すカンパニー松尾さん。
途中、マグナム北斗さんは「1人でやれと言われるとなかなかできないけど、仲間がいると頑張れるし、『こいつには負けたくない』と思える」と話し、カンパニー松尾さんが深く同意する一幕も。
本日5月17日（土）にも、同じくロフトプラスワン・ウエストでイベントを開催。こちらはカンパニー松尾さん、バクシーシ山下さんに加え、社会学者の宮台真司さんらが登壇する。
また同じく17日（土）の深夜にはオールナイトイベントとして、バクシーシ山下さんの未発売や絶版のAV3作を特別に上映するオールナイトイベントを実施する。
『劇場版 テレクラキャノンボール2013』自体は、今後劇場公開も予定中。まず最初に、大阪の第七藝術劇場で6月21日（土）から一週間上映される。
■サイト
5/17（土）ロフトプラスワン・ウエストイベント詳細
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/22876
5/17（土）オールナイトイベント詳細
http://www.loft-prj.co.jp/schedule/west/22880
ロフトプラスワン・ウエスト
http://www.loft-prj.co.jp/west/
第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
大人気作『テレクラキャノンボール』が大阪へ 上映に監督らトークも[ニュース]
http://www.cinepre.biz/archives/12428
