7月20日（金）の夜に、京都みなみ会館で『時をかける少女』の限定上映と、監督谷口正晃さんのトークが行われる。
 (C)映画「時をかける少女」製作委員会2010 |
『時をかける少女』は、作家・筒井康隆さんの有名ジュブナイルSF小説が原作。1983年に原田知世さん主演、大林宣彦監督で映画化された。他にも2006年には細田守監督のアニメ版『時をかける少女』が大ヒット。
今回の上映は、アニメ版の主人公の声をつとめた仲里依紗さん主演の実写映画（2010年上映、122分）。キャッチコピーは『記憶は消えても、この想いは消えない。時を超えて、今、新たな物語がはじまる。』、もしくは『あなたに、会いにいく。』
今回は1回限りの限定上映。京都を舞台に新たな映画人の発掘育成を目指すプロジェクト「映画24区KYOTO」において、企画された。京都市出身の同作監督・谷口正晃さんが同プロジェクトの講師・監督もつとめている。
トークでは、同作の制作についてだけでなく、俳優の演技論や映画づくりの方法などについて語られる予定。
谷口監督は今回の限定上映について、「生まれ故郷で上映してもらえるのは格別の幸せ。1970年代の街を、スクリーン狭しとかけぬける仲里依紗とともに息をはずませ、“青春時代”という時間がもたらす、せつなさや愛おしさを体感してもらえれば」とコメントを寄せている。
仲里依紗さんが日本アカデミー賞の新人俳優賞や日刊スポーツ映画大賞の新人賞などに輝いた同作。青春のみずみずしさをスクリーンで味わうとともに、その作り手が発信する映画への思いを受け止めたい。
■開催日時
7月20日（金）
19:45～ 上映
21:50～ 谷口正晃監督トーク
■料金
当日一般1,500円、学生1,300円、会員1,000円
前売1,000円
■会場
京都みなみ会館
（京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993）
■サイト
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/
『時をかける少女』上映＆谷口正晃監督トーク
http://kyoto-minamikaikan.jp/archives/3867
映画24区KYOTO特設サイト
http://eiga24ku.jp/news/2012/04/24kyoto2012.html
『時をかける少女』
http://www.tokikake.jp/
