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2014年02月21日(金)
映画通じた町づくりとは 元・立誠小でトークイベント

2月15日(土)、京都の元・立誠小学校特設シアターでのトークイベント企画「おしえて先輩!映画館!」の第1回として、京まちなか映画祭実行委員長の井上恭宏さんと、2月22日(土)から上映予定の『旅する映写機』、2011年に公開された『小さな町の小さな映画館』の監督の森田惠子さんのトークショーが行われた。

立誠トーク1_ポスター前
京まちなか映画祭実行委員長・井上恭宏さん(写真左)と、森田惠子監督
執筆:小室祐也さん(シネマカレッジ京都配給・宣伝クラス受講生)

『小さな町の小さな映画館』は、北海道の小さな港町で90年以上続く映画館「大黒座」を描いたドキュメンタリー映画である。今回は本作品の上映後、多くの映画の跡地が残る新京極の映画の街としての復興を目指す井上さんと、『小さな町の小さな映画館』内で古くから続く映画館とそれを愛する人々を記録してきた森田監督が、「映画のある町」について対談した。

「人が集まる場所としての映画館が、映画と町をつなぐ文化の交差点のような役割を果たしてきた」と話す森田監督。小さな町では、その場所を中心として人が触れ合い、コミュ二ティ内の流通を可能にしているのだという。井上さんは、「映画館だけでなく、そこを通して垣間見える町の人々の生活に見応えを感じた」と振り返り、かつて多くあった映画館が閉鎖されていくという現状を踏まえながら、新しい復興のあり方について語った。

立誠トーク1_3人
映画館と町の関わりについて話す井上さんと森田監督
立誠トーク1_会場

『旅する映写機』について、森田監督は「地域との繋がりを作る映画館で、いかに映画を見てもらうかを考えるのかが大変。“見せる”人たちが熱いということを感じた。“見せる”場にスポットが当たることで、姿を消していく映写機を、映像で残しておきたい」と語る。

私たちが映画を見ている間中、ずっと後ろで回り続けていた映写機。それを見かけることが少なくなった現代で、全国各地を回り、映写機と映画館を訪ねる旅を記録したドキュメンタリー作品『旅する映画館』は、2月22日(土)から元・立誠小学校特設シアターにて上映が開始される。

全4回にわたって開催される「おしえて先輩!映画館!」は、第1回・2回が終了し、残りは2月22日(土)、3月1日(土)の2日間となる。関西ミニシアターの支配人という映画館を支える人たちのトークが開催される予定である。

※今回のレポートは、キネプレとシネマカレッジ京都の提携の元、同配給・宣伝クラス受講生が取材し、執筆したものです。

■サイト
映画館の役割、映画の価値―『旅する映写機』など関西で上映へ
http://www.cinepre.biz/archives/9796
『旅する映写機』公式サイト
http://www.eishaki.com/
『小さな町の小さな映画館』公式サイト
http://www.chiisanaeigakan.com/
「地域の映画館」について考える 映画人トーク特集
http://www.cinepre.biz/archives/10321
シネマカレッジ京都
http://cinemacollege-kyoto.com/



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