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テレビドキュメンタリーの第一人者の映画が大阪で上映

大阪・十三のシアターセブンで6月30日(土)から、ドキュメンタリー映画『テレビに挑戦した男 牛山純一』(82分)が上映される。7月6日(金)まで。

牛山純一さんは、テレビのディレクター・プロデューサー。日本テレビで民法初のテレビドキュメンタリー「ノンフィクション劇場」を手がけ、ドキュメンタリー分野を開拓した第一人者となった。ほかにも「すばらしい世界旅行」など有名な番組に携わるものの、1997年に他界。テレビドキュメンタリーだけで約2400本もの作品を製作した先達者として、多くの業界人から慕われている。
この『テレビに挑戦した男 牛山純一』は、映画美学校で教鞭をとった監督・佐藤真さんの「牛山純一研究」ゼミをもとにするもの。牛山純一さんの功績をひもとくためにドキュメンタリー映画の製作をスタートするも、2007年に佐藤真さんが他界してしまう。一時は中断された同企画を、ゼミの生徒が引き継ぎ、1本の映画として完成させたという本作。作品は、牛山さんをめぐる22人の証言で構成されている。

監督をつとめた映画美学校卒業生の畠山容平さんは「佐藤真さんの意思と牛山さんの精神を現代に継承していくために、1つの記録映画として完成させようとゼミ生が力を結集した」と話す。この映画に持つ意義については「牛山さんは、テレビ草創期に新たな地平を切り開いたパイオニア。牛山さんの残した仕事を改めて検証し、テレビメディアの抱える問題点を現代の社会に提起していきたいです」と語っている。

シアターセブンで7月6日(金)まで。6月30日(土)に映画評論家の北小路隆志さん、7月1日(日)にジャーナリストの隈井孝雄さんをそれぞれゲストにトークイベントを開催する。

■上映日時
6月30日(土) ~7月6日(金)
12:40~

■料金
一般1,400円
専門・大学生以下・シニア・シアターセブン会員1,000円

■会場
シアターセブン
(大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ5階、TEL 06-4862-7733)

■サイト
『テレビに挑戦した男 牛山純一』(facebookページ)
http://www.facebook.com/ushiyamaTV
シアターセブン
http://www.theater-seven.com/

■予告編