世界から気鋭のアニメ作家を招待　神戸・京都でアニメ上映の催し

スイス、イスラエル、ポーランドの若手作家が集う「世界のインディペンデント・アニメーション2014 in 関西」が、神戸アートビレッジセンターと京都芸術センターで開催される。入場無料。

世界の気鋭アニメ作家が集う人気のイベントが、今年も神戸・京都で開催される。

「世界のインディペンデント・アニメーション」は、海外の優れた若手アニメーション作家を日本に招待し、作品を上映しながらメディア芸術における国際交流を推進するというもので、文化庁主催のプロジェクト「アニメーション・アーティスト・イン・レジデンス東京」の一環として毎年実施されている。
今回の「世界のインディペンデント・アニメーション2014」では、スイスのミヒャエル・フライさん、イスラエルのオフラ・コブリネルさん、ポーランドのトマーシュ・ポパクルさんの3名を招へい。全員が80年代生まれの若いアニメ作家で、国際的なアニメーション映画祭で高い評価を得て、将来を期待されている3人だ。

左からミヒャエル・フライ、オフラ・コブリネル、トマーシュ・ポパクル

今回はまず、文化庁主任芸術文化調査官からのイントロダクションを経て、ミヒャエル・フライさんの『PLUG & PLAY』(6分)、オフラ・コブリネルさんの『In a Clear Mind』（4分）、トマーシュ・ポパクルさんの『Ziegenort』(19分)を上映。その後、各国のアニメーション事情に触れる講演を実施する。終了後には、交流会も予定されている。

ミヒャエル・フライ『PLUG & PLAY』(6分)

オフラ・コブリネル『In a Clear Mind』（4分）

トマーシュ・ポパクル『Ziegenort』(19分)

毎年、世界から有望な才能が集う場として人気の同イベント。
旬なアニメ作家たちによる国際交流の一端を、ぜひのぞいておきたい。

「世界のインディペンデント・アニメーション2014 in 関西」は、神戸・新開地のアートビレッジセンターで2月21日（金）の18時30分から、京都・烏丸の京都芸術センターで2月22日（土）の16時から、それぞれ開催される。入場無料、事前予約も受け付ける。