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2014年02月07日(金)掲載
元新聞記者の情熱が結実 高知が舞台の『月の下まで』関西へ
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元・新聞記者の奥村盛人さんが監督した、高知県が舞台の長編映画『月の下まで』が、第七藝術劇場、京都みなみ会館、元町映画館で順次上映される。

月の下まで奥村監督
『月の下まで』を監督した奥村盛人さん。前職は新聞記者。

奥村盛人さんは、前職が高知新聞の記者という、映画監督としては変わった経歴の持ち主。新聞記者として高知県での取材に明け暮れるも、もともと抱いていた「映画監督になりたい」という夢をかなえるため、30歳で退職し、上京。映画美学校で映画制作を学びながら、その課題の一つとして制作した企画の映画化を推しすすめた。
「一度社会人になってから、映画の道に再スタートを切った自分にとっては、いろんなことをやるのにもスピードが大事だと思いました。若い人と同じことをやっても駄目だと。それに、記者時代に学んだ『まずやってみよう』という心構えも手伝って、未経験のうちから長編映画の制作にとりかかりました」と話す。

そうして完成した映画『月の下まで』(2013年、96分)。舞台は、記者時代に何度も訪れていた高知県の黒潮町。そこで知的障害を持つ息子を1人で育てるシングルファザーの漁師を軸に、漁師の経済的な困窮や息子との確執、周囲との人間関係の変化などを描いている。

月の下まで1
(C)シネフォリア

監督の情熱に打たれた高知県の人たちの協力や支援を得て、完成にこぎつけた本作。高知県のシネコンへの上映依頼が実を結び、他の大作映画に交じって公開。観客からの高い評価を得た結果、6週間もの長きにわたって上映されるという、インディーズ作品として異例の実績を打ち立てた。
「舞台は高知となっていますが、親子、地方の暮らしや人間関係の良し悪しなど、普遍的なものを描いたつもり。20代の記者時代にいろんな人の人生を知ることができた経験も、作品づくりに生かせた気がします」と話す奥村監督。「どの土地でも起こりうること、誰でも身をつまされることを表現できました。観客を限定する作品ではないので、老若問わず見に来ていただければ」と呼びかけている。

月の下まで2
(C)シネフォリア

映画『月の下まで』は、大阪・十三の第七藝術劇場で2月8日(土)から、京都・東寺の京都みなみ会館で4月5日(土)から順次上映されるほか、神戸の元町映画館での公開も予定されている。

予告編

詳細情報
上映日程 第七藝術劇場
 2月8日(土)~2月21日(金)

京都みなみ会館
 4月5日(土)~4月11日(金)

元町映画館
 近日公開予定

映画館 第七藝術劇場
大阪市淀川区十三本町1-7-27サンポードシティ6F、TEL 06-6302-2073)

京都みなみ会館
京都市南区西九条東比永城町79、TEL 075-661-3993)

元町映画館
神戸市中央区元町通り4-1-12、TEL 078-366-2636)

サイト 『月の下まで』公式サイト
http://www.tsuki-movie.com/
第七藝術劇場
http://www.nanagei.com/
京都みなみ会館
http://kyoto-minamikaikan.jp/
元町映画館
http://www.motoei.com/

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