塚口サンサン劇場の改革10年を記した人気連載! 書籍も発売中!

連載コーナーはこちら

2013年のベスト・テンが集結 梅田などでキネマ旬報特集上映

キネマ旬報で2013年のベスト・テンに選ばれた国内外の映画の中から6作品を一挙上映する「キネマ旬報ベスト・テン特集上映」が、テアトル梅田などで開催される。1作品1,000円のほか、同誌付属の無料クーポンも。

キネ旬ベストテン

キネマ旬報のベスト・テンは、映画雑誌の老舗である同誌が1924年よりスタートさせた映画の選考ランキング。毎年選考委員により「日本映画ベスト・テン」と「外国映画ベスト・テン」を選出するほ、日本映画監督賞や脚本賞、男優賞などを決定。コアな映画ファンだけでなく、多くの映画好きから親しまれており、「ベスト・テンと言えばキネ旬ベスト・テンのこと」と言えるほど知られている。
今年1月には、2013年のベスト・テンを発表。日本映画では1位『ペコロスの母に会いに行く』、2位『舟を編む』、3位『凶悪』が、外国映画では、1位『愛、アムール』、2位『ゼロ・グラビティ』、3位『ハンナ・アーレント』がそれぞれ選出された。

今回の特集企画は、同選出作の中から6作品を厳選して、全国の劇場で一挙上映するというもの。
上映されるのは、まず日本映画1位となった、認知症の母の介護日誌コミックを映画化した『ペコロスの母に会いに行く』。(2013年、113分)。つづいて5位、芥川賞を受賞した田中慎弥さんの同名小説を映画化した『共喰い』(2013年、102分)。
さらに8位となった、真木よう子さん主演のミステリー『さよなら渓谷』(2013年、116分)。

ペコロスの母に会いに行く
『ペコロスの母に会いに行く』(C)2013「ペコロスの母に会いに行く」製作委員会
さよなら渓谷
『さよなら渓谷』(C)2013「さよなら渓谷」製作委員会

外国映画からは、1位の『愛、アムール』(2012年、127分)。体が不自由になった妻とそれを献身的に支える夫の、老夫婦の愛を描く。そして5位の『三姉妹 雲南の子』(2012年、153分)。中国・雲南地方に住む3姉妹のドキュメンタリー。さらに8位になった、1950年代のアメリカでの新興宗教のカリスマ教祖とそれにのめり込む男を描いたヒューマンドラマ『ザ・マスター』(2012年、138分)を上映する。

愛、アムール
『愛、アムール』(C)2012 Les Films du Losange – X Filme Creative Pool – Wega Film – France 3 Cinema – Ard Degeto – Bayerisher Rundfunk – Westdeutscher Rundfunk
三姉妹雲南の子
『三姉妹 雲南の子』(C)ALBUM Productions, Chinese Shadows

「キネマ旬報ベスト・テン特集上映」は、2月8日(土)から大阪・梅田のテアトル梅田で実施予定。関西では他にも、MOVIX堺、イオンシネマ西大和、大津アレックスシネマ、109シネマズHAT神戸で実施される。
鑑賞料金は1作品1,000円。2月5日(水)発売のキネマ旬報についているクーポン持参で、1作品の観賞が無料になる。

多くの人が票を投じた、2013年の話題作を、いま一度振り返ろう。

詳細情報
開催日程 テアトル梅田
 2月8日(土)~21日(金)
料金 1,000円均一
※2月5日発売のキネマ旬報についているクーポン持参で、1作品の観賞が無料に
映画館 テアトル梅田
大阪市北区茶屋町16-7梅田ロフトB1F、TEL 06-6359-1080)

ほか、MOVIX堺、イオンシネマ西大和、大津アレックスシネマ、109シネマズHAT神戸でも実施

サイト キネマ旬報ベスト・テン特集上映
http://www.kinenote.com/main/kinejun_best10/2013/event/
2013年第87回キネマ旬報ベスト・テン
http://www.kinenote.com/main/kinejun_best10/2013/award/
テアトル梅田
http://www.ttcg.jp/theatre_umeda/