第20回大阪ヨーロッパ映画祭が開幕へ　うめだ阪急など2会場に

ヨーロッパ映画の最新作を紹介する「大阪ヨーロッパ映画祭」が11月15日（金）から作品上映をスタート。20回目となる今回、阪急うめだホールとホテルエルセラーン大阪の2会場に規模を拡大する。

映画好きの秋の風物詩が、今年はスケールアップした。

大阪ヨーロッパ映画祭は、1994年より開催されている映画イベント。文化と教育の面から日本とヨーロッパの絆を深くすることを目指し、日本未公開を含むヨーロッパの映画を上映しつづけてきた。
20回目を迎えた今年は、会場の規模を拡大。昨年開催していたホテルエルセラーン大阪に加え、2012年にオープンしたばかりの阪急うめだホールでも、上映など様々な催しを実施する。

上映される映画は24作品。いづれも「芸術性の高い注目作品」だといい、うち13作品は日本もしくは関西初上映となっている。
また合わせて、これまでの同映画祭で公開された作品をアンコール上映。
ファンタジー、シリアスドラマ、アニメ、ドキュメンタリー、様々なジャンルの作品が一堂に勢ぞろいする。

『キューバに咲く花』（同祭イチオシ作品）

『The Broken Circle Breakdown』（同祭イチオシ作品）

さらに、多彩な関連イベントを実施。10月26日（土）には大阪国際交流センターで「世界のCMフェスティバル」を行った。これからは、過去のポスターなどを観覧できる展示会やステージイベントやアートイベントなどを多数開催する。
11月13日（水）には、阪急うめだ本店祝祭広場にて、オープニングセレモニーも催される。