48時間で短編映画制作！　過酷コンペ、今年も大阪で開催へ

48時間で映画を作るコンペティション「The Osaka 48 Hour Film Project」が、今月大阪で開催され、プロ・アマたちが多数参加する。11月には、完成作品のプレミア上映会も予定。

今年も関西のクリエーターたちが、不眠不休で挑む。

「48 Hour Film Project」は、2001年にスタートした世界的な映画制作コンペティション。キックオフ当日にテーマやお題、使用する小道具などが決定され、それから脚本制作・撮影・編集などすべての作業を48時間で終えないといけないという「過酷で刺激的」（担当者）なものとなっている。
現在は世界100都市以上で開催。各都市で秀作を選出し、それを上映する映画祭も行われている。さらに選び抜かれた優秀作には、カンヌ国際映画祭内のプログラムで上映されるという名誉も。
日本では2011年に大阪でスタート。今年で3回目の開催となる。

今年のキックオフは10月25日（金）。27日（日）には、作品がすべ出てそろう予定だ。
昨年は23チームが参加。現役で活躍するプロの映像クリエーターから、映画制作を志す学生まで、延べ524人が関わった。チーム規模も多種多様で、8人の少人数から、79人のチームまであったという。
プロデューサーの森亮太さんは「関西の映像製作技術やモチベーションの向上に一役買いたい。学生にとっても、プロと同じ土俵で戦えるまたとない機会だと思います」と呼びかけている。

昨年のプレミア上映会の様子

学生からプロまで、多くのクリエーターが参加した

「The Osaka 48 Hour Film Project」は、10月25日（金）の夕方、大阪・京橋でキックオフイベントを実施。10月27日（日）には作品が完成する予定だ。全作品が上映され、優秀作が選出されるプレミア上映会は、11月4日（月）にクレオ大阪南で開催される。
毎年、文化祭のような、必死で一致団結する空気感が生まれる同コンペティション。
クリエーターたちの努力の結晶を、ぜひ目撃しよう。