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大阪屈指の映画祭、今年も開催へ 助成企画を募集中

自主映画監督を助成する「シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)」の第9回の開催が決定した。現在、9月15日(土)〆切で助成企画を募集している。

シネアスト・オーガニゼーション・大阪エキシビション(CO2)は、2005年にスタート。大阪を代表する自主映画の祭典として人気を博している。通常の映画祭と違い、事前審査を通った企画案の費用や制作環境などを助成し、撮影から納品までのバックアップを行うのが特徴。
過去に助成を受けたのは37人。山田雅史(『×ゲーム2』)、石井裕也(『ハラがコレなんで』『舟を編む』)、横浜聡子(『ウルトラミラクルラブストーリー』)、三宅唱(『Playback』)、リム・カーワイ(『マジック&ロス』)ら、現在も活躍を続ける映画監督を多数輩出している。

昨年から、「大阪アジアン映画祭」との提携をスタート。同映画祭内で設けられたCO2の部門で優秀作が上映される。今回も第8回アジアン映画祭(2013年3月開催予定)での上映が決定。
現在はその上映に向け、オリジナルの劇映画企画を募集している。

〆切は9月15日(土)。選抜された監督3名に対し、60万円の助成金と機材の提供、プロスタッフの派遣などを行う。主に大阪府内で撮影することが必要。完成期限は2013年1月末。
詳しくはこちらのページへ。

例年5月頃にスタートしていた同映画祭企画だが、今年は約3カ月遅れに。そのため、2013年1月末までというさしせまったスケジュール内での映画制作が求められる。CO2事務局長の富岡邦彦さんは「今年はこの短期間の勝負に賭けることが可能な不屈の挑戦者を募集しています。不屈の精神で映画制作に立ち向かっていただければと思います」とコメントしている。

またCO2ではあわせて、俳優やスタッフとして手伝うインターン、9月から12月までの「俳優・演出ワークショップ」「映画基礎講座」などのワークショップの受講も募集している。詳しくはCO2のページへ。

■日時
映画企画〆切 9月15日(土)必着

■サイト
CO2公式サイト
http://co2ex.org/